７月に申請していた難聴の方の障害年金、無事に1級で決定しました。

この方は、生まれつきの難聴で、両耳ともほとんど音は聴こえません。

本来であれば、20歳から障害年金を受け取る方ができる人だったのですが、ご家族が市役所の年金係に相談に行ったところ、「働いてるから年金はもらえない」と言われ、そのままあきらめてしまって数年が経過しておられました。

たまに、このような話が聞こえてきますが、「働いているから年金をもらえない」というのは、誤解です。20歳前が初診日の場合、一定の所得制限があり、所得によっては、半額・全額支給停止になるケースもありますが、それに該当する方はほとんどいらっしゃいません。

さらにマズイ事に、ご相談者様は２０歳付近には病院にかかっておらず、遡及請求しようにも、当時の診断書が取れないという事態でした。

ですので、今回の申請では、２０歳時点の診断書の代わりに、

・聾学校時代の証明

・特別児童扶養手当を申請した時の診断書コピー

などを提出することによって、２０歳時点まで遡って、障害年金1級を受給することができました。

ご連絡を受けて、本当に私もホッとしました。。。。

以前にも書きましたが、私の祖父母も聴覚障碍者でしたので、なんだか他人事とは思えなくて・・・・

耳が聴こえないというのは、本当に大変な事です。

これからの長い人生、楽しみながら頑張ってください。

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　　「とくしま障害年金相談net」の杉本でした。

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