徳島の年金専門家・社会保険労務士が障害年金をサポート!

こんにちは、障害年金コーディネーターの杉本です。



昨日、ご相談を受けていた自閉症の方の障害年金申請書、無事に提出いたしました。


自閉症は、障害年金の認定区分上は、アスペルガー症候群などと同じ「発達障害」となります。


最近、発達障害でのご相談が多くなっておりますが、ほとんどの方が「この病気で障害年金を申請できるとは知らなかった」とおっしゃられています。


知的障害と違い、知能指数など高い方が多く、すぐに「障害年金」と結び付く方は少ないようです。


今回のご相談者様は、小さい頃から対人関係を上手に構築することができず、学校の先生からも疎まれ、長年イジメにあっておられました。(療育も受けられていて、そちらでは良い先生に巡り合われたそうです)


学校は卒業したものの、面接で落とされたり、就職してもすぐに解雇されたり上手くいかず。でも現在は、病気に理解のある職場で、まわりの方の援助や配慮の下、頑張ってお仕事されています。


発達障害のご相談の中で、「仕事しているから、申請できないのでは?」と質問を受けます。


発達障害の認定基準の中に、次のような記載があります。

「就労支援施設や小規模作業所などに参加するものなどに限らず、雇用契約により一般就労をしている者であっても、援助や配慮のもとで労働に従事している。したがって、労働に従事していることをもって、直ちに日常生活能力が向上したものと捉えず、現に労働に従事している者については、その療養状況を考慮するとともに、仕事の種類、内容、就労状況、仕事場で受けている援助の内容、他の従業員との意思疎通の状況等を十分確認したうえで日常生活能力を判断すること」


今回のご相談者様も、あいまいな指示や状況判断が苦手なので、具体的な指示・視覚的にハッキリとした指示を出してもらうようにしています。


障害や病気があっても、イキイキと働ける職場って良いですね。


暑い夏ですが、お体に気を付けて頑張ってください♪




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  「とくしま障害年金相談net」の杉本でした。

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