こんにちは、障害年金コーディネーターの杉本です。
今日は日曜日でしたが、障害年金のご相談をお受けしておりました。
通常、ご相談は平日とさせていただいておりますが、平日では相談できない方もいらっしゃいますので、前もってご予約いただいた場合は、土日祝や夜間でも対応しております。
今日のご相談者様は、先天的な聴覚障害の方。
聴力レベル１００dB以上といった、ほとんど耳が聞こえない方です。
障害年金の等級レベルとしては、両耳が聴力レベル１００ｄＢ以上の場合は、1級に該当します。
先天的な障害の場合、20歳から障害年金の受給が可能ですが、最初にご相談された役場で、「働いているから障害年金はもらえない」と言われ、諦めていたそうです。
その後、申請可能だと気づき手続きをしようとしたそうですが、ご家族の方も、体調がすぐれず、仕事のこともあって全く進んでいないということで、ご相談に来られました。
生まれつきの障害がありろう学校を卒業していても、年金は申請しなければ受給することができません。色々な書類を準備するのは、状況的に大変な場合があります。
実は、私の母方の祖父母は、２人とも聾唖者でした。
祖父は、私が生まれる前に亡くなっていましたが、祖母は大学生の頃まで健在でした。
祖母の時代は、学校にもきちんと行かせてもらえなかったのか、専門の学校がなかったのか、名前以外の字を書くことは難しく、障害年金もきっと誰かの手をかりて申請したのだと思います。（亡くなってしまったので、詳細は分かりませんが）
今日、ご相談を受けながら、そんなことを思い出していました。
障害年金を受給することで、人生の選択肢が増えます。
頑張って準備を進めていきたいと思います。
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「とくしま障害年金相談net」の杉本でした。
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